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しらすのこうげき!(太田プロ所属)★デビュー 2016年2月 ★ボケ担当 白根陽介(21) ★ツッコミ担当 糟谷(かすや)僚一(20)

 パッと見て女性だと思ったら名前を見て男性と分かり、ビックリ。ショートカットが似合う白根は、一世を風靡した昭和の大道芸人、早野凡平さんの孫。かたや糟谷は天然系。コンビで取材を受けるのは初だが、まるでそれを感じさせない強心臓ぶりだ。本日は、まろが担当です。

 --結成のきっかけは

 糟谷「僕ら(芸能人育成の)専門学校・東京アナウンス学院出身で。僕は芸人を目指して入ったつもりが、ついタレントコースに行っちゃって。でも、芸がなければ売れないと分かり、どうしようと思ったら、たまたま白根君がお笑いをやっていたので『僕とコンビを組んでください』って」

 白根「『ちょっと考えさせて』って言いました。僕、そのとき太田プロさんに『入ってみないか』と声をかけられていたんです。その後で、糟谷君に言われたので…」

 --結局コンビを組んだ

 白根「だから僕を呼んでくれた人も、『あれ? コンビだったっけ!?』みたいな」

 --実は糟谷さんも女装に興味があった

 白根「そう。コンビを組んだときは2人で女装して漫才をやるスタイルで。『こいするお花』っていうコンビ名でした。でも、彼が女装は面倒くさいと言い始めて」

 糟谷「女装したけど、『ブスだ』って罵倒を浴びせられたんです」

 白根「2週間で芸名変更です」

 --白根さんの女装は筋金入り

 白根「僕は高校1年からずっと制服もピンクのカーディガンを着て、マイメロちゃんのネクタイをつけて、メークもばっちり。髪はもっと長かったんですけど、あることがあってバッサリ…」

 --何があった

 白根「痴漢されました。電車に乗っていて、空席がいっぱいあるのに男性が僕の横に座ってきて。ちょんと肘でバレないように胸を触るんです。で、怒らないと思ったら、膝まで触ってくる。怖いと思って。よく叫べとか逃げろとか言うじゃないですか。でも、怖いと声って出ないんだなって。それがいやでバッサリ切っちゃいましたね」

 --そんな白根さんの女装姿は

 糟谷「僕の好みなんです。ショートで金髪で。僕のドストライク」

 白根「顔をほめてよ」

 --男性としての糟谷さんは

 白根「絶対無理。僕は男性が好きなわけではないですけど、もしそうだとしても、自分で神木隆之介に似ていると言う人は無理ですね」

 --めがねを外すと確かに似ている…。そんな2人の目標は

 白根「しらすのこうげき!の名前の由来を話して、糟谷さん」

 糟谷「芸能界を海に例えたとき、弱い、このしらすがどこまでいけるかっていう…」


 --そんな深い意味が…。どっちが考えた

 白根「僕ら元々のコンビ名は『しらす』だったんです。白根と糟谷で、『しらす』でいいんじゃないかって。でも、養成所時代にインパクトがないと言われて。そうしたら、同期の芸人がコンビ名提出のときに、しらす“のこうげき!”って勝手に書き足してしまって。気づいたら、こうなっていた」

 --あれ?さっきのいい話は後付け

 糟谷「いや、後付けじゃない…」

 白根「後付けじゃん。なんで嘘つくの!? どの世界も基本、後付けですよ」

 息ぴったりの新星コンビ。芸能界の荒波を小さなしらすがくぐり抜けていく!
 

出典:キュートな女
装男子とオタク風めがね男子の仲良しコンビ、しらすのこうげき!:イザ!