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1992年より開催され、今年で24回目を迎える東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が7月11日(土)よりシネマート新宿、そして7月17日(金)よりスパイラルホールにて開催される。

映画祭広報の樋口康さんは「東京国際レズビアン&ゲイ映画祭は、レズビアンとゲイだけでなく、トランスジェンダー、バイセクシュアルなど、様々なジェンダーやセクシュアリティをテーマに様々な作品を上映してきました。今年は、例年のように、カンヌ・ベルリン・サンダンス等の各国際映画祭へ出品された話題作が出そろっているほか、特にアジア・日本映画が非常に充実しています」と語る。

3月31日に東京都渋谷区でパートナーシップ条例が成立、6月26日にアメリカ連邦最高裁判所が全米50州で同性婚を合憲とする判決をくだすなど、国内外でLGBTを取り巻く環境が変化している今年の上映作品のテーマについて、樋口さんは「年々強まっている傾向かと思いますが、セクシュアリティをひとつに絞った作品というよりは、様々なセクシュアリティや、生きる環境・立場が絡みあった、より現実社会に近い状況で描かれた作品が多いように思われます。より多様な社会になっていることを反映しているのかもしれません」と特徴を挙げている。





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